公益財団法人 小田急財団

 

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2017年12月2日:ロマンスカーのデザインを手がけた建築家・岡部憲明氏による講演会を開催

当財団では、小田急ホテルセンチュリー相模大野において「文化やスポーツの振興に関する公益活動」の一環として、建築家で当財団評議員の岡部憲明氏による講演会を開催しました。

当日は、約250名の参加者を前に「移動空間をデザインする ~ポンピドゥー・センターからロマンスカーへ」をテーマに、鉄道の歴史と近代建築との関わりや、ポンピドゥー・センターや関西国際空港旅客ターミナルビルなど、講師ご自身が関わったプロジェクトの紹介、そして歴代ロマンスカーの車両デザインに込めた想いなどについてご講演いただきました。

なお、この講演会で紹介された新型特急は、12月5日に「特急ロマンスカー・GSE(70000形)」として発表されました。

講演の要旨はコチラ[PDF版:98.7KB]
ロマンスカー・GSEについてはコチラ

[講師紹介]
岡部 憲明(おかべ のりあき)

建築家。岡部憲明アーキテクチャーネットワーク代表。小田急財団評議員。1947年静岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。フランス政府給費研修生として渡仏後、レンゾ・ピアノと20年間にわたり協働、ポンピドゥー・センター、IRCAM音響音楽研究所の設計に従事。1995年に岡部憲明アーキテクチャーネットワークを設立。神戸芸術工科大学教授(1996~2016年)。代表作に関西国際空港旅客ターミナルビル、牛深ハイヤ大橋、特急ロマンスカー・VSE(50000形)、MSE(60000形)、GSE(70000形)、箱根登山電車アレグラ号、大山ケーブルカー、在東京ベルギー大使館など。著作に『エッフェル塔のかけら』『空間の旅』『関西国際空港旅客ターミナルビル(監修)』など。

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